RTレンダーの設定を調整する
日付と時間を入力してシーンに明かりを追加してみましょう。 V-Ray for Revitでは“sun”[太陽]の位置はカメラの“sun”の位置から算出します。最も簡単な方法はカメラのレンダー設定から変更する方法です。そこで“Sun Settings”ボタンをクリックすることで設定ダイアログが表示されます。
次に[location]ロケーション、[Date]日付、[time]時間を調整し、変更が適応されるとレンダリングに反映します。このチュートリアルでは次のように設定します。[location = Boston, Date=12/21/10, time=1:00pm] 設定が完了したら“Sun Setting”や“Render Settings”ダイアログを閉じます。
次にexposure[露出(カメラ)]に手を加えます。現在Camera Viewではないことを確認し、
“Exposure”ボタンをクリックします。
“exposure”値を変更するとRTレンダリングが再計算され即座に変化を確認することが出来ます。
ここまでの設定でレンダリングに必要なLighting[ライティング]やExposure[露出]の設定を行いました。現在の設定はドラフト設定なので、一旦RTレンダリングをV-Ray Frame Bufferウィンドウの右側にある
Stopボタンで停止します。まだ最終レンダリングではないので、レンダリングされた画像は保存せずにウィンドウを閉じます。