ワークフローオプション
デザインレビュー機能概要
Chaos Cloudのコラボレーション機能を使用すると、クラウド上でチームやクライアントと作業を簡単に共有できます。
クライアントやチームにあなたのレンダリング画像をレビューしてフィードバックする様に招待します。いつでもどこでも、場所や時間を選ばずにプロジェクトをレビューしフィードバックを共有できます。わざわざミーティングする必要はありません。プロジェクトをより迅速に完了できます。
プロジェクトの作成
Chaos Cloud コラボレーションで作業を開始するには、まずプロジェクトを作成する必要があります。
プロジェクトは、ファイルとフォルダーを整理するのに役立ちます。
Create project ボタンを押し、プロジェクトの名前を選択すると、ファイルのアップロードを開始できます。
ファイルのアップロードとフォルダーの作成
プロジェクト内に複数のレベルを作るには、フォルダーを作成します。Create folderボタンを使用して、フォルダーに名前を付けます。
ブラウザからファイルをプロジェクトまたはフォルダーに直接アップロードしたり、Uploadボタンを使用してディスクからファイルを選択してアップロードできます。もしくは V-Rayフレームバッファーからレンダリングをアップロードする事もできます。
ファイルは、作成日、名前、または最終変更日で並べ替えることができます。
ファイルのバージョン
同じファイルの別バージョンをアップロードできます。
画像上の三点メニューを押して、Upload new versionを選択します。または、現在のビューでプラス ボタン () を使用し、バージョンを選択します。
新しいバージョンをアップロードしても、以前のバージョンに引き続きアクセスできます
ファイルをプレゼンテーションモードで開き、中央上部にドロップダウンメニューを見つけます。このファイルで利用可能なすべてのバージョンのリストが表示されます。
Compare versions (バージョンを比較)ボタンを押して画像を並べて表示するか、A/B スライダーで比較できます。
削除アイコンから各バージョンを削除できます。
ファイルオプション
三点メニューからは、他のファイル プションにもアクセスできます。
画像の名前を変更したり、別のフォルダーやプロジェクトに移動したり、ファイルをダウンロードしたり、削除したりできます。
他のコラボレーターと画像を共有することもできます。
ファイルの詳細
ファイルをプレゼンモードで開くと、別の3ドット メニューが表示されます。そこから詳細パネルを開く File info オプション にアクセスできます。
このパネルには、ファイルの作成日、サイズ、形式、作成者に関する情報が含まれています。
Panorama mode [パノラマモード]
このモードでは、パノラマ画像が3Dパノラマイメージとして表示されます。オフにすると、パノラマ画像は2D画像として表示されます。正距円筒/球面パノラマ、立方体パノラマ、ステレオパノラマ(左右) をサポートしています。
Premultiplied alpha [プリマルチプライ Alpha]
アップロードされた画像を事前に乗算されたアルファを持つ画像としてマークし、そのように表示します。
コラボレーターを招待する
画像、フォルダー、プロジェクトを他のユーザーと共有して共同作業することができます。その人を閲覧者または編集者として設定できます。
リンクアクセスには、次のアクセス レベルのいずれかを指定できます。
- Same as parent [親と同じ] = 項目はフォルダーまたはプロジェクトと同じ設定を継承します。
- Invited only [招待のみ] = 招待された人のみがアイテムにアクセスできます。(Chaosアカウント必要)
- Anyone can view [誰でも閲覧可能] = リンクを知っている人は誰でもアイテムを閲覧できます。(Chaosアカウント不要)
- Anyone can comment [誰でもコメントできる] = リンクを知っている人は誰でもアイテムを表示してコメントできます。(Chaosアカウント不要)
Lock comments (コメントをロック)オプションを設定して、このアイテムの共同編集者に対するコメントをロックまたはロック解除することができます。これにより、新しいコメントは追加されなくなりますが、コメントセクションは引き続き表示されます。また、親フォルダーまたはプロジェクト設定と同じ Same as parent (親と同じ) に設定することもできます。
複数のバージョンを持つファイルを共有すると、ファイルを共有しているユーザーは全てのバージョンを表示できるようになります。
ユーザー権限
権限の完全なリストについては、以下のリストを参照してください。
ユーザータイプ | オーナー(Owner) | 編集者(Editor) | 観覧者(Viewer) |
---|---|---|---|
権限 | オーナー | 編集可能 | 観覧可能 |
プロジェクトレベル | |||
プロジェクトを開く / プロジェクト情報を表示 | |||
プロジェクトの編集 (改名) | |||
プロジェクトの削除 | |||
プロジェクトの削除(永久) | |||
プロジェクトのレストア | |||
プロジェクトの共有/編集 権限 | |||
プロジェクトの所有権を変更 | |||
プロジェクト内にフォルダーを作成 | |||
フォルダレベル/バーチャルツアー | |||
フォルダを開く / バーチャルツアー / フォルダ情報を表示 | |||
フォルタを編集 / バーチャルツアー (名前の変更) | |||
フォルダの移動 / バーチャルツアー | |||
フォルダの削除 / バーチャルツアー | |||
フォルダの削除(永久)/ バーチャルツアー | |||
フォルダのレストア / バーチャルツアー | |||
フォルダの共有 / バーチャルツアー | |||
フォルダの編集 / バーチャルツアー Permissions | |||
フォルダにコメントを追加 / バーチャルツアー | |||
フォルダー内のコメントに返信する / バーチャルツアー | |||
フォルダー内のコメントを解決/未解決 / バーチャルツアー | |||
フォルダー内の自分のコメントを削除する / バーチャルツアー | |||
フォルダー内にファイルを作成 / バーチャルツアー | |||
ファイルレベル | |||
ファイルを開く / ファイル情報の表示 | |||
ファイル編集(名前変更) | |||
ファイルの移動 | |||
ファイルの削除 | |||
ファイルの削除(永久) | |||
ファイルのレストア | |||
ファイルの共有 | |||
ファイル権限の編集 | |||
ファイルへコメントの追加 | |||
ファイルへのコメントに返信 | |||
ファイル内のコメントの解決/未解決 | |||
ファイル内の自分のコメントを削除 | |||
ファイルバージョンの確認/比較 | |||
新しいファイルバージョンをアップロード | |||
ファイルバージョンの削除 | |||
ホットスポットの追加/編集 | |||
ハイライトの追加/編集 | |||
ホットスポットの表示 | |||
ハイライトを見る |
WEBページへの埋め込み
バーチャルツアー、単一の画像またはパノラマ、または画像/パノラマのギャラリーを外部Webページに埋め込むことができます。
埋め込みコード:
- 「Share」ダイアログの「Copy」ボタンからアイテムのリンクを取得します。
- 埋め込みを機能させるには、アイテムのアクセス許可を「Anyone can view」(誰でも表示)に設定します。
- 以下コードのコピーしたアイテムのリンク部分に自分のリンクを挿入して、次のコードをWEBに挿入します。
<script defer type="text/javascript" src="data:text/javascript,document.getElementById('collab-frame').addEventListener('mouseover',function(e){e.target.focus()});" ></script> <iframe id="collab-frame" width="850" height="550" style="border: 0;" scrolling="no" loading="lazy" src="コピーしたアイテムのリンク" allow="fullscreen; xr-spatial-tracking;" referrerpolicy="strict-origin" ></iframe>
フィードバックを得る
コラボレーター(共同作業者)はフォルダーやファイルにコメントを残すことができます。
ファイルの場合は、プレゼンテーションモードで開くと、コメントアイコンを見つけます。画像にカーソルを置くと表示される青いコメントアイコンを使用して、コメントを残す特定の場所を選択できます。 長方形、矢印、線、またはさまざまな色のオプションを備えた自由な描画を追加して、ファイル上で視覚的にコミュニケーションをとることができます。
コメントには 1つ以上の画像添付ファイルを追加でき、ユーザーはコメントセクションを読みながら大きなギャラリーで画像を閲覧できます。
画像ファイルに視覚的な注釈を追加することもできます。
緑色のチェックボタン () を使用してコメントを解決できます。
解決されたコメントには別のタブがあり、そこでコメントを見つけ、必要に応じて同様のアイコンを使用して再度開くことができます。
フォルダー内で、ページの右上隅にコメントアイコンを見つける事ができます。