Pdplayerは迅速で効果的なワークフローを提供するようデザインされています。シーケンスのプレビューをするには、ファイルを1つドラッグしてPdplayerウィンドウに重ねて、Playを押すだけです。
オペレーティングシステム別に、ChaosPlayerは次のデフォルトの場所から起動できます。
Chaos Player hotfix 1 (version 2.00.22) より Windows および Linux にて OpenGLを使用したGPUアクセラレーションをサポートし、より高速でスムーズな再生をサポートしています。
しかしながらChaos Playerでは、-enable_cpu_render起動フラグを使用してCPUだけを使用するモードで起動できます。GPUを搭載していない環境で有用です。
GPUを使用しない起動フラグの使い方
Windows版 コマンドプロンプトから以下のコマンドで起動します。
C:\Program Files\Chaos Group\Chaos Player\chaosplayer_qt5.exe --enable_cpu_render
または Chaos Playerのデスクトップショートカットを右クリック»プロパティを選択して、[ショートカット]タブの[ターゲット]フィールドの最後にフラグ(–enable_cpu_render)を追加します。
Linux版 コンソールから以下のコマンドで起動します。
/usr/ChaosGroup/ChaosPlayer/ChaosPlayer.sh --enable_cpu_render
または、任意のディレクトリからchaosplayerショートカットリンクを呼び出し、CPU起動フラグ(chaosplayer –enable_cpu_render)を付けることもできます。
Chaos Playerでシーケンスをレイヤーとして追加するには、いくつかの方法があります。
Chaos Playerのもっとも強力な機能の1つがレイヤー化されたタイムラインワークフローです。Chaos Playerで操作する各シーケンス、ムービークリップやスチルイメージは、レイヤー上に配置されます。
レイヤーはとても簡単に扱えます。レイヤーはクリックして選択する他、Shift+クリックおよびCtrl+クリックで複数のレイヤーを選択する事ができます。
グループIDによりレイヤーを選ぶ事もできます。グループIDによる選択は、レイヤー番号(レイヤーの左側にある番号です)をダブルクリックするか、レイヤーを選択してから「編集メニュー→グループを選択」で行えます。複数のレイヤーを選択してからCtrl+Gを押すか「編集メニュー→選択したレイヤに新しいグループを割当」を選ぶ事で、新しいグループを割り当てる事ができます。
アルファチャンネルを含むファイルをコンポジションへ追加したときは、Chaos PlayerはそのレイヤーのアルファモードをデフォルトでPremultiplied Alpha(乗算済みアルファ)にセットします。この値を変更したいときは、レイヤースタックのレイヤーの右上にあるブレンディング&アルファモードアイコンを右クリックして、メニューからモードを選択します。また、プロパティパネルを操作することで、ブレンディング&アルファモードのより詳細なコントロールを行うことができます。
レイヤーをコンポジションへ追加したら、アレンジをすることになります。レイヤースタック上でドラッグすることにより、各レイヤーがどのように他の上へ重なるかを変更することができます。シフトキーを押しながらマウスの左ボタンでドラッグすることにより、レイヤーをワークスペース上で移動することができます。
Chaos Playerではレイヤーの一部分のみを再生するよう決定することができます。レイヤーのサイド部分をドラッグすることでLayer IN Point(レイヤーのINポイント)とLayer OUT Point(レイヤーのOUTポイント)を設定することができます。プレイヤーがコンポジションの再生を開始すると、レイヤー中のこれらのポイントの間のフレームだけを表示します。INポイント上でダブルクリックすると0にリセットされ、OUTポイント上でダブルクリックするとループの最終部分へ移動します。
タイムラインとワークエリアでは、コンポジションの長さをフレーム単位で処理します。タイムラインの右側にある値をダブルクリックして値を入力したり、その両サイドにあるハンドルをドラッグすることで、タイムラインの長さを変更することができます。シーン中のレイヤーを選んで、その長さにあわせてタイムラインをフィットさせたり、ワークエリアの長さにあわせてトリミングすることもできます。タイムラインの両側のハンドルをダブルクリックすると、レイヤーの長さにフィットされます。ワークエリアはタイムラインの一部で、各レイヤーのどの部分が再生されるかを示します。この外側にあるものは一切再生されません。ワークエリアのサイド部分を左クリックしてドラッグすることにより長さをスケーリングして変更することができます。ワークエリアがタイムラインより短いときは、マウスの中ボタンでドラッグすることにより移動することができます。タイムラインエリアのどちらかの端をダブルクリックすると、レイヤーのINかOUTの近いほうのポイントへ移動します。
コンポジション上で別々のパーツをアレンジしているときに、お互いがどうフィットするかを確認したくなるでしょう。タイムラインエリアのPlaybackボタンでプレビューを見ることができます。Chaos Playerはコンポジションを順再生・逆再生したり、フレームごとに移動することができます。
Chaos Playerのインストール直後のデフォルトのフレームレートは、24フレーム/秒です。タイムラインの左側にある小さなボックスで現在のフレームレートを確認することができます。この値を変更するにはいくつかの方法があります。まず、ボックスを右クリックして標準的な選択肢から選ぶ方法です。また、ボックスを左クリックしてドラッグしたり、ボックスをダブルクリックして数値を入力することもできます。
レイヤースタックはコンポジションに含まれる全レイヤーを保持します。タイムライン上にアレンジすることができます。垂直方向に重ねることができ、コンポジションを再生したときに、一番上にあるレイヤーが下のものよりも手前になります。レイヤーをアレンジするには、左マウスボタンでドラッグします。
PdplayerではINとOUTポイントを設定することでレイヤーのある部分だけを再生することができます。エンドポイントをレイヤーの終端部分よりも後ろへドラッグすると、Pdplayerはループを追加します。レイヤーのINポイントをダブルクリックすると、ポイントをシーケンスの最初のフレームへ移動します。OUTポイントでダブルクリックすると、もっとも近いループのエンドへ移動します。
Chaos Playerでは作業結果をいくつかの異なる方法で保存することができます。個別のレイヤーでもマスク後の結果でも、5種類のサポートされるイメージシーケンスファイル(.SGI、.TGA、.PNG、.JPEG、.TIFF)や2種類のサポートされるビデオファイル(.mp4等)で保存することができます。Chaos Playerは作業結果の保存目的に応じていろいろな独自フォーマットで保存することもできます。

JPEGシーケンスとして保存
Chaos Playerの現行バージョンでは、コンポジションをAfter EffectsスクリプトとNukeスクリプトとChaos Playerコマンドファイル(.chpcmd)へエクスポートすることができます。ファイル>コンポジションを書き出し… で行うことができ、「コンポジションを書き出し」ダイアログが表示されます。

コンポジションを書き出しダイアログ
次の3つの写真は、AfterEffectsとNukeの両方にエクスポートされたChaosPlayerのコンポジションを示しています。