VRayDenoiser for Nuke
VRayDenoiser for Nuke は無償のプラグインとして配布されています。以下よりダウンロードいただけます。
Nukeでdenoiserを使うアドバンテージ
- どのようなエレメントに対してもデノイズできます
- Nukeでの最終合成結果にデノイズを適用できます。(Deep Imageのデノイズ現在NUKE上でしかできません)
イメージの部分毎にデノイズ量を調整したい場合は noiseLevel エレメントをマスクとして使用してください。
インストール
圧縮された.7z (7-Zip)を展開すると VRayDenoiser フォルダが生成されます。 VRayDenoiser フォルダごと以下の場所にコピーしてください。 (x.xはバージョンです)
- Linux: /usr/local/NUKE/x.x/plugins/
- Windows: C:\Program Files\Common Files\NUKE\x.x\plugins\
もしくは NUKE_PATH 環境変数で VRayDenoiser フォルダ までのパスを定義します。
- Windows: set NUKE_PATH=<path to plugin>/VRayDenoiser;%NUKE_PATH%
- Linux: export NUKE_PATH=<path to plugin>/VRayDenoiser:$NUKE_PATH
使い方
- NUKE を起動します。
- V-Ray Tools メニューに VRayDenoiser が見つかります。
- V-Rayからデノイズ用のレンダーエレメントを含んだイメージを マルチチャンネル OpenEXR で出力します。
- read node で マルチチャンネル OpenEXR を読み込みます。
- VRayDenoiserノードにデノイズ情報(denoising information)をコネクトします。Nukeのチャンネルオペレーターでデノイズ情報(denoising information)を編集する事ができます。
- 接続したイメージのチャンネル(レンダーエレメント)に必要なデノイズ情報が含まれていない場合 VRayDenoiserノードは通知します。
- VRayDenoiserノードのChannelsタブで、手動でチャンネルをアサインする事もできます。
- VRayDenoiserタブでデノイズの設定を行います。設定は vraydenoiser と共通です。
リリースノート
1.6
- NUKE 11.1 サポート
1.5
- NUKE 11.0 サポート
1.4
- 非GUIモードで'frame blend'オプションを使用するとクラッシュする問題
1.3
- デノイズ中のGPUメモリマネージメントを改良
- VRayRenderer node (V-RayNuke)のデノイズでクラッシュする問題を修正
1.2
- Alphaチャンネルを正しく読み込むように修正
- チャンネルの自動アサインを更新する機能を追加
1.1
- 'noise level'チャンネルが無い場合thresholdをセットできます
- オーバースキャンレンダリングのデノイズをサポート
- 'frame blend'オプションを使って複数フレーム(アニメーション)のデノイズに対応
1.0
- デノイズ用のチャンネルを自動でアサインする機能を追加
- CPU/GPU/All OpenCL devices を使ったデノイズをサポート