V-Ray for Maya PLE
新機能
V-Ray 6, Update 1.1 PLE の新機能:
- Chaos Scatter を使用して数百万のオブジェクトをインスタンス化し、数回クリックするだけでシーンにデータを追加できます。
- カスタムのライト減衰を使用して、距離に応じてライトの強度を微調整できます。ボリュームライトの演出に最適です。
- V-Ray Profiler の新しいプロセスモードを使用して、レンダリング前およびレンダリング後のプロセスでより多くの情報を取得できます
- NVIDIA AI Denoiser アップスケーリングでレンダリングを最大3倍高速化し、素早いプレビューを作成できます
- MayaUSD ver 0.24.0 までの追加サポートとレンダーエレメントのエクスポートを追加
- バンプからの光沢度(Glossiness)を使用して、カメラからの距離が離れてもバンプの詳細を保持した正しい光沢度(Glossiness)マップを生成します。
- ヘアーとジオメトリのマルチスレッドコンパイルにより、最初のピクセル出力までの時間が短縮されました
V-Ray 6 PLE の新機能:
- V-Ray Enmesh を使用して複雑なサーフェスを追加のメモリコストなしで処理できます
- プロシージャルクラウドシステムで雲のあるリアルな空を作成できます
- 有限ドームライトモードを使用して、IBL背景を思った通りに合成できます
- Chaos Cloud Collaboration機能を使用してプロジェクトのレビューとコラボレーションをサポート
- V-Ray プロファイラーデータを使用してシーンのボトルネックを解析し高速化する手段を提供
V-Ray 5 PLE の新機能:
V-Ray Decal(デカール)
元にあるマテリアルを変更したり、UVを追加編集する必要無しに、任意の場所にデカールテクスチャーマップを適用します。複数オブジェクトにまたがって貼り付ける事もできます。新しいV-Rayデカールを使用すると、ステッカー、ラベル、ひび、汚れ、引っかき傷などを簡単に追加できます。
Chaos Cosmos
高品質のV-Rayコンテンツの無料ライブラリがMayaに統合されました。
このコレクションには、高解像度のマテリアル、HDRI(ドームライト)、植物、樹木、低木などの即座にレンダリング可能な高品位3Dモデルが含まれています。
Chaos Cosmosワークフローの詳細については、専用のドキュメントページをご覧ください。
最高のエクスペリエンスを得るには、Maya2020以降でChaosCosmosを使用することをお勧めします。
USD サポートの拡張
V-Ray 5.2では、V-RayライトをUSDにエクスポートし、V-RayでUSDライトをレンダリングする機能を追加しました。
MayaUSDのサポートはバージョン0.13.0に拡張されています。
V-Ray 5.2では Maya USD 0.10.0以降を使用することをお勧めします。
Chaos Cloudでバッチレンダリング
複数のレンダリング可能カメラとレンダリングレイヤーをChaos Cloudに一括送信しレンダリングできます。
VFBでブラーとシャープフィルター
V-Rayフレームバッファーに組み込まれた新しいBlurレイヤーとSharpenレイヤーを使用してレンダリングのディテールを調整し、よりアーティスティックなコントロールを実現しました。またバッチ画像処理で時間を節約できます。
可変バケット分割
レンダリングの最後の1ピクセルまでマシンの性能を100%使い切ります。
Bifrost USD グラフのレンダリングをサポート
プロシージャルなUSDパイプランマネージメントをサポート
Maya 2023をサポート
最新の Maya 2023をサポートします。
V-Ray Maya PLEには主に以下の制限があります:
- 最大解像度 4K (3840 x 2160)
- ディストリビュートレンダリング不可
- vrscene出力不可