V-Ray CLOUD よくある質問と回答

V-Ray Cloudとは?

V-Ray Cloudは、V-Rayでシーンを送信しレンダリングできるクラウドベースの有料サービス(SaaS)です。V-Ray CLOUDを使用すれば、レンダリング専用のハードウェアやレンダーノードライセンスを必要とせずに、スーパーコンピュータ上でレンダリングを実行させる事ができます。レンダリング作業をV-Ray CLOUDにアウトソーシングする事でプロダクションは費用と時間を最小限に節約し、シーン設計に専念する事ができます。

V-Ray CLOUDはいつまで無償ですか?

現時点で終了次期は未定です。決定次第アナウンスされます。定期的にV-Ray.jpのアナウンスページをチェックしてください。

V-Ray Cloud クレジットは購入する必要がありますか?

全てのV-Ray Cloud Beta 2 ユーザーは、無料で300 ベータ用クレジットを利用できます。300以上のクレジットが必要な場合は、Chaos GroupオンラインショップもしくはChaos Group リセラーから購入することができます。レンダリングのニーズに基づいてクレジットは100単位で購入でき、最大50000まで購入できます。なお購入したクレジットは払い戻しできませんので予めご注意ください。レンダリングの途中で失敗したJOBは料金はかかりません。

V-Ray CLOUDの利用料金はいくらくらいになりますか?

V-Ray CLOUDクレジットはChaosGroup.comのオンラインショップでクレジットカード決済できる他、Chaos Group代理店でまとめてクレジットを割引購入する事も可能です。価格はこちらのページを参照ください。https://v-ray.jp/v-ray/cloud/

V-Ray Cloud は V-Rayをインストールするだけで使えますか?

V-Ray CLOUDを使用する為には、V-Rayプラグインの他に「V-Ray Cloud クライアントアプリケーション」(V-Ray Cloud client app)が必要です。V-Ray CLOUDを使用する前にダウンロードしてインストールする必要があります。ダウンロードは https://vray.cloud より可能です。

V-Ray Cloud client appは、V-Rayで作成したvrsceneファイルをクラウドに送信する事を行います。このアプリケーションはワークフローに応じてシーンの構築に使用した3Dアプリケーション内部から呼び出す事も、コマンドラインから手動で呼び出して送信する事もできます。3Dデザインアプリケーションから起動すると、現在作業中のシーンが自動的に読み込まれ送信されます。手動で起動する場合は一旦 vrscene ファイルにエクスポートしてVRayCloudアプリケーションで開く必要があります。詳しい使い方はこちらのページを参考にしてください。

ブラウザは何をサポートしていますか?

V-Ray Cloud ウェブサイトおよび V-Ray Cloudクライアントアプリケーションは 最新の “Google Chrome”, “Mozilla Firefox”, “Microsoft EDGE”, “Apple Safari”, “Opera” ブラウザで動作を確認済みです。

V-Rayクラウドはどのようなレンダリングジョブをサポートしていますか?

V-Ray Cloudは、静止画像とアニメーションのレンダリングをサポートしています。静止画ではバーチャルリアリティ(VR)用に最適化することもできます。 VRが有効になっている場合、V-Ray Cloudは Google CardboardなどのVRヘッドセットで結果を確認するためWebページを生成します。

V-Ray Cloudはプログレッシブもしくはバケットモードのレンダリングサポートしていますか?

V-Ray Cloudは3Dアプリケーションのシーン設定に応じて、プログレッシブまたはバケットレンダリングモードを使用してシーンをレンダリングできます。

V-Ray Cloudは V-Ray GPU をサポートしていますか?

現時点では、V-Ray Cloudは V-Ray CPUエンジンを使用してシーンをレンダリングします。 V-Ray GPUエンジンのサポートは間もなく予定されています。

V-Ray CLOUDでレンダリングを開始するにはどうすればよいですか?

V-Ray CLOUDでレンダリングを行うには、まず、V-Ray Cloud client appをインストールし、V-Ray CLOUDサポートアプリケーションからV-Ray CLOUDにシーンを送信します。クラウドに空きリソースがある場合V-Ray Cloudはジョブのレンダリングを即座に開始します。空きリソースがない場合ジョブは一旦キューに保存され、リソースが使用可能になると自動的にレンダリングを開始します。

V-Ray CLOUDでレンダリングすると、どのような画像タイプが出力として得られますか?

V-Ray CLOUDでダウンロードできる出力イメージの種類は、JPGとシーン(vrscene)の設定で指定したファイルタイプです。これらの設定はシーンの構築に使用する3Dアプリケーションでカスタマイズできます。 3Dアプリケーションで何も指定しなければ、V-Ray CloudはJPGの外にEXRイメージを生成します。

V-Ray CLOUDでレンダリングすると、レンダーエレメントが出力されません。なぜ?

V-Ray CLOUDではレンダーエレメント情報は .exr ファイルに全て含まれています。V-Ray VFBの Load Image から .exrを読み込んで別途保存するか、

ProEXR プラグイン(無償)を使うと、Photoshopでマルチレイヤ OpnEXRファイルを直接読み込む事ができます。http://www.fnordware.com/ProEXR/

一時停止またはキャンセルした場合に、それまでの計算イメージをダウンロードできますか?

はい、レンダリングジョブの現在のステータスでイメージをダウンロードできます。ただしジョブを一時停止した場合、V-Rayはレンダリングプロセスを完了せず、ホストアプリケーションで指定されたイメージタイプは生成されません。現在のステータスはJPGイメージのみが使用可能になります。

V-Ray Cloudはどの3Dアプリケーションをサポートしていますか?

V-Ray CLOUDは vrsceneファイルをエクスポートできるすべての3Dアプリケーションで使用できます。初期のベータステージでは、V-Ray Cloud は SketchUp (3.6)、Rhino (3.6)、Revit (3.6)、3ds Max (NEXT)、Modo (3.6)、Blender (3.6)、Houdini (NEXT)、Maya (NEXT)のV-Rayと直接統合されています。直接統合されていない V-Ray for CINEMA 4Dや V-Ray 3.x からは vrscene を出力する事で V-Ray CLOUDに送信可能です。

V-Ray Cloud クライアントアプリケーションはどこからダウンロードしますか?

V-Ray Cloud クライアントアプリケーションは V-Ray CLOUD Webポータルページ (https://vray.cloud/)からダウンロードできます。なおV-Ray CLOUD Webポータルページにログインするには ChaosGroup.com のアカウントが必要です。

V-Ray Cloud クライアントアプリケーションがサポートするOSは?

V-Ray Cloud クライアントアプリケーションは Windows 64-bit, macOS 10.9 以降, Linux 64-bit をサポートしています。

いくつまでJOBを送信できますか?

最大10000 (1万)のジョブまで同時に送信することができます。それらのステータスは「送信済み(Submitted)」になり、レンダリングを開始(“Active”)になるまで待機します。

最大解像度は何ですか?

デフォルトでは最大解像度 130 MPx (1億3000万画素) となっています。例えば 8K のイメージは 7,680 x 4,320 pixel で 約3300万画素です。130 MPx (1億3000万画素) を超えるイメージをレンダリングしたい場合、Resorces ページからリクエストしてください。

同時にレンダリングできるジョブの数はいくつですか?

同時に最大50の「アクティブ」ジョブをレンダリングすることができます。レンダリング中のJOBステータスは「Active」です。

レンダリング結果をV-RayCLOUDから取得する場合、V-Ray Cloudからダウンロードできるデータの容量に制限はありますか?

残念ながらクラウドシステムの都合で1アカウントにつき、30日(720時間)で 50 GB までの制限があります。もし都合上この容量を超える場合、Resouces ページから増量(INCREASE)をリクエストしてください。

V-Rayクラウドは、どのようなカメラタイプでバーチャルリアリティ(VR)機能[Cardboard表示]をサポートしていますか?

オプションを使用するとレンダリングした画像をWEBブラウザ上でVR表示を行い確認できます。この機能はシーン内でCameraの設定を “Spherical Panorama”にセットしている場合に使用できます。 VR Cubemapカメラはまだサポートされていません。(WEBブラウザでステレオVR表示は現在サポートさていません。[ステレオVRのレンダリング自体は可能])

レンダリングが完了したら通知してもらえますか?

はい。デフォルトでジョブステータスが “In Progress”(進行中)から “Completed”(完了)または “Failed”(失敗)に変わった場合、通知サービスからメールが届きます。これらの通知は V-Ray Cloudポータルオプションからの登録を解除することができます。 V-Ray CLOUDにはGoogle ChromeとMozilla Firefoxのアプリ内通知機能でも通知されます。

レンダリングされた画像をダウンロードするにはどうしたらいいですか?

V-Ray CLOUD Webポータルの[ジョブの詳細]ページからレンダリングイメージをダウンロードできます。もしくは V-Ray CLOUD Client App のコマンドラインインターフェイス(CLI)で対応するコマンドを使用してダウンロードできます: “vcloud job download –id –output”

V-Ray Cloudは機密情報を保持しますか?また権利はどうなっていますか?

ユーザーと当社のサービス間のすべての通信は暗号化されているためデータは安全です。 V-Rayクラウドに入るファイルやその他のデータはそれらを送信したユーザーに帰属します。情報はChaos Group.comアカウントに基づいています。

レンダリングを実行するとJOBが失敗する原因は何ですか?

V-Ray CLOUDでJOBが失敗した場合は、Webポータルの[ジョブの詳細]ページでログを確認してみてください。参照されているリソースが不足している場合、サポートしていないプラグインがシーンに含まれる等のエラーが考えられます。調査のためにログのコピーをサポートに送信してみてください。

V-Ray Cloudでレンダリング中にクレジットが足りなくなったらどうなりますか?

V-Ray CLOUDでレンダリング中にクレジットが足りなくなった場合「ACTIVE」ジョブは一時停止され新しいジョブを送信する事はできません。クレジットを追加する事でJOBを再開し新しいJOBを送信することができます。

レンダリングの一部が黒く表示されます。なぜ?

V-Ray CLOUDでサポートされていないプラグインを使用してシーンをレンダリングしようとしている為、オブジェクトが存在すると予想される場所が黒く表示されている可能性があります。

レンダリングイメージが完全に「黒」で出力されるのはなぜですか?

レンダリング画像全体が黒い場合はV-Ray CLOUDでサポートされていないプラグインを使用している可能性があります。また「カメラの露出が暗い」「カメラが誤った方向を向いている」等の理由でレンダリングイメージが暗いケースがあります。

送信したJOBのステータスが Submitted のままで、レンダリングを開始しません。なぜ?

V-RayCLOUDの内部では仮想のレンダリングマシンをセットアップして起動するまでに最大3分かかることがあります。またなんらかの原因で失敗した場合ジョブの状態は「Failed」に変わり通知されます。Status画面でレンダリングログを確認してください。

アニメーションジョブで1つのフレームが失敗すると、アニメーションジョブ全体が失敗しますか?

アニメーションフレームの5%以上が失敗するとアニメーションジョブ全体が停止し失敗とみなされます。フレーム数が少ない場合少なくとも2つのフレームが失敗するとジョブ全体が失敗したと判断されます。アニメーションジョブが失敗するまで生成された出力はダウンロードすることができます。

V-Ray Cloudで既にレンダリングしたJOBを再レンダリングすることはできますか?

はい。[ジョブの詳細]ページで[Clone]オプションを使用してジョブを複製しキューに再送信、再レンダリングできます。

残りのクレジットを確認するにはどうすればよいですか?

残っているクレジット数は[Resources]タブに表示されます。

V-Ray Cloudのハードウェア仕様は何ですか?どのような仮想マシンでレンダリングされていますか?

私たちの主な目標の1つは、レンダリングマシンの台数・スペックを意識する事なくワークフローを可能な限り単純化/自動化する事です。それを念頭に置いて、クラウド上のマシン選択はV-Ray CLOUDによって自動処理されます。現時点では36~96コアの幅広いマシンをバックエンドで使用しています。現在V-RayCLOUDはベータ版なので、さまざまな設定を試しています。また現在、分散レンダリングを自動実行する事も行っています。ユーザーがV-RayCLOUDのマシン環境を意識する必要性は殆どありません。

知っておいて欲しい V-Ray CLOUDの特徴

V-Rayクラウドに既に提出しているジョブの新しいバージョンを追加すると、そのアップロードは最初のアップロードよりもはるかに高速になります。 V-Rayクラウドはすべての新しいジョブを既存のジョブと比較し一致するものがあればクライアントアプリケーションは変更部分のみをアップロードします。これは同一シーンを数パターンレンダリングを作成する場合に便利です。V-Rayクラウドにレンダリングを任せて、ユーザーはシーン作成に専念できます。