CHAOS GROUP CLOUD よくある質問と回答

CHAOS GROUP Cloudとは?

CHAOS GROUP Cloudは、V-Rayでシーンを送信しレンダリングできるクラウドベースの有料サービス(SaaS)です。CHAOS GROUP CLOUDを使用すれば、レンダリング専用のハードウェアやレンダーノードライセンスを必要とせずに、スーパーコンピュータ上でレンダリングを実行させる事ができます。レンダリング作業をCHAOS GROUP CLOUDにアウトソーシングする事でプロダクションは費用と時間を最小限に節約し、シーン設計に専念する事ができます。

CHAOS GROUP Cloud クレジットは購入する必要がありますか?

全てのCHAOS GROUPユーザーは、無料で“20クレジット“を利用できます。20以上のクレジットが必要な場合は、Chaos GroupオンラインショップもしくはChaos Group リセラーから購入することができます。レンダリングのニーズに基づいてクレジットは100単位で購入でき、最大50000まで購入できます。なお購入したクレジットは払い戻しできませんので予めご注意ください。レンダリングの途中で失敗したJOBは料金はかかりません。

CHAOS GROUP CLOUDの利用料金はいくらくらいになりますか?

CHAOS GROUP CLOUDクレジットはChaosGroup.comのオンラインショップでクレジットカード決済できる他、Chaos Group代理店でまとめてクレジットを割引購入する事も可能です。価格はこちらのページを参照ください。https://v-ray.jp/v-ray/cloud/

CHAOS GROUP Cloud は V-Rayをインストールするだけで使えますか?

CHAOS GROUP CLOUDを使用する為には、V-Rayプラグインの他に「CHAOS GROUP Cloud クライアントアプリケーション」(V-Ray Cloud client app)が必要です。CHAOS GROUP CLOUDを使用する前にダウンロードしてインストールする必要があります。ダウンロードは https://cloud.chaos.com より可能です。

CHAOS GROUP Cloud client appは、V-Rayで作成したvrsceneファイルをクラウドに送信する事を行います。このアプリケーションはワークフローに応じてシーンの構築に使用した3Dアプリケーション内部から呼び出す事も、コマンドラインから手動で呼び出して送信する事もできます。3Dデザインアプリケーションから起動すると、現在作業中のシーンが自動的に読み込まれ送信されます。手動で起動する場合は一旦 vrscene ファイルにエクスポートしてCHAOS GROUP Cloudアプリケーションで開く必要があります。詳しい使い方はこちらのページを参考にしてください。

ブラウザは何をサポートしていますか?

CHAOS GROUP Cloud ウェブサイトおよび CHAOS GROUP Cloudクライアントアプリケーションは 最新の “Google Chrome”, “Mozilla Firefox”, “Microsoft EDGE”, “Apple Safari”, “Opera” ブラウザで動作を確認済みです。

CHAOS GROUPクラウドはどのようなレンダリングジョブをサポートしていますか?

CHAOS GROUP Cloudは、静止画像とアニメーションのレンダリングをサポートしています。静止画ではバーチャルリアリティ(VR)用に最適化することもできます。 VRが有効になっている場合、CHAOS GROUP Cloudは Google CardboardなどのVRヘッドセットで結果を確認するためWebページを生成します。

CHAOS GROUP Cloudはプログレッシブもしくはバケットモードのレンダリングサポートしていますか?

CHAOS GROUP Cloudは3Dアプリケーションのシーン設定に応じて、プログレッシブまたはバケットレンダリングモードを使用してシーンをレンダリングできます。

CHAOS GROUP Cloudは V-Ray GPU をサポートしていますか?

Chaos Cloudは V-Ray CPU および V-Ray GPU エンジンを使用してレンダリングできます。ただし、V-Ray GPUにはいくつかの大きな制限があります。V-Ray GPUはバケットモードでのみ実行されるため、V-Ray GPUプログレッシブシーンはすべてバケットモードに強制されます。 V-Ray GPUは、いわゆるハイブリッドレンダリングと呼ばれる仮想GPUで実行されます。またV-Ray GPUエンジンはバージョンV-Ray Next Update 1(4.10.x)以降のvrsceneみをサポートします。つまり、それ以前のバージョンで作成されたV-Ray GPUのシーンは強制的にV-Ray Next Update 1(4.10.x)でレンダリングされる事になります。CLOUD GPUハードウェアで実行されるV-Ray GPUエンジンのサポートは近日中に提供される予定です。

シーンのアップロード上限はありますか?

はい。ChaosCloudにアップロードできるシーンには1シーン辺り 100 GB以下の制限があります。シーンが100GBを超える場合は、小さなシーンに分割して個別にアップロードすることをお勧めします。

CHAOS GROUP CLOUDでレンダリングを開始するにはどうすればよいですか?

CHAOS GROUP CLOUDでレンダリングを行うには、まず、CHAOS GROUP Cloud client appをインストールし、CHAOS GROUP CLOUDサポートアプリケーションからCHAOS GROUP CLOUDにシーンを送信します。クラウドに空きリソースがある場合CHAOS GROUP Cloudはジョブのレンダリングを即座に開始します。空きリソースがない場合ジョブは一旦キューに保存され、リソースが使用可能になると自動的にレンダリングを開始します。

CHAOS GROUP CLOUDでレンダリングすると、どのような画像タイプが出力として得られますか?

CHAOS GROUP CLOUDでダウンロードできる出力イメージの種類は、JPGとシーン(vrscene)の設定で指定したファイルタイプです。これらの設定はシーンの構築に使用する3Dアプリケーションでカスタマイズできます。 3Dアプリケーションで何も指定しなければ、CHAOS GROUP CloudはJPGの外にEXRイメージを生成します。

CHAOS GROUP CLOUDでレンダリングすると、レンダーエレメントが出力されません。なぜ?

CHAOS GROUP CLOUDではレンダーエレメント情報は .exr ファイルに全て含まれています。V-Ray VFBの Load Image から .exrを読み込んで別途保存するか、

ProEXR プラグイン(無償)を使うと、Photoshopでマルチレイヤ OpnEXRファイルを直接読み込む事ができます。http://www.fnordware.com/ProEXR/

一時停止またはキャンセルした場合に、それまでの計算イメージをダウンロードできますか?

はい、レンダリングジョブの現在のステータスでイメージをダウンロードできます。ただしジョブを一時停止した場合、V-Rayはレンダリングプロセスを完了せず、ホストアプリケーションで指定されたイメージタイプは生成されません。現在のステータスはJPGイメージのみが使用可能になります。

CHAOS GROUP Cloudはどの3Dアプリケーションをサポートしていますか?

CHAOS GROUP CLOUDは vrsceneファイルをエクスポートできるすべての3Dアプリケーションで使用できます。CHAOS GROUP Cloud は SketchUp (3.6)、Rhino (3.6)、Revit (3.6)、3ds Max (NEXT)、Modo (3.6)、Blender (3.6)、Houdini (NEXT)、Maya (NEXT)、V-Ray for CINEMA 4D(3.7)のV-Rayと直接統合されています。直接統合されていない V-Ray 3.x からは vrscene を出力する事でCHAOS GROUP CLOUDに送信可能です。

CHAOS GROUP Cloud クライアントアプリケーションはどこからダウンロードしますか?

CHAOS GROUP Cloud クライアントアプリケーションは CHAOS GROUP CLOUD Webポータルページ (https://cloud.chaos.com/)からダウンロードできます。なおCHAOS GROUP CLOUD Webポータルページにログインするには ChaosGroup.com のアカウントが必要です。

CHAOS GROUP Cloud クライアントアプリケーションがサポートするOSは?

CHAOS GROUP Cloud クライアントアプリケーションは Windows 64-bit, macOS 10.9 以降, Linux 64-bit をサポートしています。

いくつまでJOBを送信できますか?

最大10000 (1万)のジョブまで同時に送信することができます。それらのステータスは「送信済み(Submitted)」になり、レンダリングを開始(”Active”)になるまで待機します。

最大解像度は何ですか?

デフォルトでは最大解像度 130 MPx (1億3000万画素) となっています。例えば 8K のイメージは 7,680 x 4,320 pixel で 約3300万画素です。130 MPx (1億3000万画素) を超えるイメージをレンダリングしたい場合、Resorces ページからリクエストしてください。

同時にレンダリングできるジョブの数はいくつですか?

同時に最大100の「アクティブ」ジョブをレンダリングすることができます。レンダリング中のJOBステータスは「Active」です。

レンダリング結果をCHAOS GROUP CLOUDから取得する場合、CHAOS GROUP Cloudからダウンロードできるデータの容量に制限はありますか?

残念ながらクラウドシステムの都合で1アカウントにつき、30日(720時間)で 25 TB までの制限があります。もし都合上この容量を超える場合、Resouces ページから増量(INCREASE)をリクエストしてください。

CHAOS GROUPクラウドは、どのようなカメラタイプでバーチャルリアリティ(VR)機能[Cardboard表示]をサポートしていますか?

オプションを使用するとレンダリングした画像をWEBブラウザ上でVR表示を行い確認できます。この機能はシーン内でCameraの設定を “Spherical Panorama”にセットしている場合に使用できます。 VR Cubemapカメラはまだサポートされていません。(WEBブラウザでステレオVR表示は現在サポートさていません。[ステレオVRのレンダリング自体は可能])

レンダリングが完了したら通知してもらえますか?

はい。デフォルトでジョブステータスが “In Progress”(進行中)から “Completed”(完了)または “Failed”(失敗)に変わった場合、通知サービスからメールが届きます。これらの通知は CHAOS GROUP Cloudポータルオプションからの登録を解除することができます。 CHAOS GROUP CLOUDにはGoogle ChromeとMozilla Firefoxのアプリ内通知機能でも通知されます。

レンダリングされた画像をダウンロードするにはどうしたらいいですか?

CHAOS GROUP CLOUD Webポータルの[ジョブの詳細]ページからレンダリングイメージをダウンロードできます。もしくは CHAOS GROUP CLOUD Client App のコマンドラインインターフェイス(CLI)で対応するコマンドを使用してダウンロードできます: “vcloud job download –id –output”

CHAOS GROUP Cloudは機密情報を保持しますか?また権利はどうなっていますか?

ユーザーと当社のサービス間のすべての通信は暗号化されているためデータは安全です。 CHAOS GROUPクラウドに入るファイルやその他のデータはそれらを送信したユーザーに帰属します。情報はChaosGroup.comアカウントに基づいています。

レンダリングを実行するとJOBが失敗する原因は何ですか?

CHAOS GROUP CLOUDでJOBが失敗した場合は、Webポータルの[ジョブの詳細]ページでログを確認してみてください。参照されているリソースが不足している場合、サポートしていないプラグインがシーンに含まれる等のエラーが考えられます。調査のためにログのコピーをサポートに送信してみてください。

CHAOS GROUP Cloudでレンダリング中にクレジットが足りなくなったらどうなりますか?

CHAOS GROUP CLOUDでレンダリング中にクレジットが足りなくなった場合「ACTIVE」ジョブは一時停止され新しいジョブを送信する事はできません。クレジットを追加する事でJOBを再開し新しいJOBを送信することができます。

失敗したフレーム(スチルシーン)に費やしたクレジットは払い戻されますか?

はい。ChaosCloudは、失敗したフレーム(静止シーン)に費やされたクレジットを払い戻します。つまり、静止シーンのジョブが失敗した場合、シーン全体に費やしたクレジットが払い戻されます。アニメーションジョブのフレームが失敗すると、Chaos Cloudは失敗したフレームだけに費やしたクレジットを払い戻します(アニメーションの全体ではありません)。

レンダリングの一部が黒く表示されます。なぜ?

CHAOS GROUP CLOUDでサポートされていないプラグインを使用してシーンをレンダリングしようとしている為、オブジェクトが存在すると予想される場所が黒く表示されている可能性があります。

レンダリングイメージが完全に「黒」で出力されるのはなぜですか?

レンダリング画像全体が黒い場合はCHAOS GROUP CLOUDでサポートされていないプラグインを使用している可能性があります。また「カメラの露出が暗い」「カメラが誤った方向を向いている」等の理由でレンダリングイメージが暗いケースがあります。

送信したJOBのステータスが Submitted のままで、レンダリングを開始しません。なぜ?

CHAOS GROUP CLOUDの内部では仮想のレンダリングマシンをセットアップして起動するまでに最大3分かかることがあります。またなんらかの原因で失敗した場合ジョブの状態は「Failed」に変わり通知されます。Status画面でレンダリングログを確認してください。

アニメーションジョブで1つのフレームが失敗すると、アニメーションジョブ全体が失敗しますか?

アニメーションフレームの5%以上が失敗するとアニメーションジョブ全体が停止し失敗とみなされます。フレーム数が少ない場合少なくとも2つのフレームが失敗するとジョブ全体が失敗したと判断されます。アニメーションジョブが失敗するまで生成された出力はダウンロードすることができます。失敗したアニメーションのクローンを作成する場合、クローン作成画面で、フレーム範囲フィールドに番号を入力して、失敗したフレームのみをレンダリングすることを提案します。

CHAOS GROUP Cloudで既にレンダリングしたJOBを再レンダリングすることはできますか?

はい。[ジョブの詳細]ページで[Clone]オプションを使用してジョブを複製しキューに再送信、再レンダリングできます。

残りのクレジットを確認するにはどうすればよいですか?

残っているクレジット数は[Resources]タブに表示されます。

CHAOS GROUP Cloudのハードウェア仕様は何ですか?どのような仮想マシンでレンダリングされていますか?

私たちの主な目標の1つは、レンダリングマシンの台数・スペックを意識する事なくワークフローを可能な限り単純化/自動化する事です。それを念頭に置いて、クラウド上のマシン選択はCHAOS GROUP CLOUDによって自動処理されます。現時点では36~96コアの幅広いマシンをバックエンドで使用しています。ユーザーがV-RayCLOUDのマシン環境を意識する必要性は殆どありません。また、CHAOS CLOUDで自動的にディストリビュートレンダリングを行う機能に取り組んでいます。これが可能になると1シーンの処理に使用されるバックグラウンドマシンの数が自動的に拡張されより短時間で処理できるようになります。但し消費されるクレジットの数はマシン数の処理時間で処理されます。したがって、36コアマシンで1時間のシーンは、72コアマシンで30分、96コアマシンで22.5分と同じ量のクレジットがかかります。

Sceneのエクスポートに非常に時間が掛かっているのはなぜ?

キャラクターまたはジオメトリが変形するアニメーションシーンを再送信する場合、CHAOS CLOUD上でシーンのエクスポートプロセスが再実行されます。アニメーションの複雑さとフレーム数によっては、このプロセスに最大で数十時間かかる場合があります。ジオメトリが大量にあるシーンや長いアニメーションシーンも、エクスポートプロセスに時間がかかる場合があります。 Chaos Cloudでのエクスポートプロセスとレンダリングは異なるものであり、エクスポート中にクレジットが請求されることはありません。

知っておいて欲しい CHAOS GROUP CLOUDの特徴

CHAOS GROUPクラウドに既に提出しているジョブの新しいバージョンを追加すると、そのアップロードは最初のアップロードよりもはるかに高速になります。 CHAOS GROUPクラウドはすべての新しいジョブを既存のジョブと比較し一致するものがあればクライアントアプリケーションは変更部分のみをアップロードします。これは同一シーンを数パターンレンダリングを作成する場合に便利です。CHAOS GROUPクラウドにレンダリングを任せて、ユーザーはシーン作成に専念できます。