Vantage 3.x
Vantage 3, update 4
Official Release [正式リリース]
リリース日 — 2026 年 9 月 24 日
New Features [新機能]
Materials [マテリアル]
- OpenPBR マテリアルに対応しました。
- VRScans マテリアルに対応しました。
- V-Ray Curvature テクスチャに対応しました。
- VRayMtl の anisotropy [異方性]、thin film [薄膜]、sheen [シーン/光沢]、dispersion [分散] パラメーターに対応しました。
- 軸・方向ごとに異なるテクスチャを使用する V-Ray Triplanar に対応しました。
- MaterialX の color space transform [カラースペース変換]、normal map [ノーマルマップ]、bump [バンプ] ノードをネイティブでサポートしました。
- V-Ray Distance テクスチャに部分的に対応しました。Vantage 内でのテクスチャの作成・編集には現在対応していません。
Lights [ライト]
- V-Ray ライトの decay [減衰] オプションに対応しました。
Geometry [ジオメトリ]
- パラメーターを編集できる新しい Basic mesh [基本メッシュ] オブジェクト群(plane、box、sphere、disc、cylinder、cone)を追加しました。
- メッシュパラメーター compute_normals と smooth_angle(cusp angle)に対応しました。
Camera [カメラ]
- カメラ被写界深度に Focus mode [フォーカスモード] オプション(Fixed distance [固定距離]、Fixed point [固定点]、Center view [ビュー中心]、Object [オブジェクト])を実装しました。
- DCC から送られるカメラの FOV、zoom [ズーム]、orthographic width [平行投影の幅] のアニメーションに対応しました。
Scene states [シーンステート]
- Scene states [シーンステート] に、Fur、Scatter、Decal などのオブジェクトプロパティと、マテリアルプロパティが保存されるようになりました。
Wet effects [ウェットエフェクト]
- Wet effects [ウェットエフェクト] にオブジェクトの include/exclude [含める/除外] リストを実装しました。
Ambient Occlusion [アンビエントオクルージョン]
- グローバル Ambient Occlusion にオブジェクトの include/exclude [含める/除外] リストを実装しました。
Anima
- Anima シーンオブジェクトの表示/非表示の制御を実装しました。
DLSS
- DLSS をバージョン 4.5 にアップグレードしました。
- DLSS に新しいプリセットセレクターを追加しました。
Fire & Smoke simulator [Fire & Smoke シミュレーター]
- Fire/Smoke シミュレーションを簡単にセットアップできるプリセットを実装しました。
- Fire/Smoke シミュレーターのシミュレーションオプションに「Auto vortices scale [渦スケールの自動設定]」オプションを実装しました。
- 相互作用する流体ボディのリストを自動で入力する新しいボタンを追加しました。
Performance [パフォーマンス]
- ミップマップを含むテクスチャの読み込みサイズを制限し、メモリー使用量を削減する「Max texture resolution [最大テクスチャ解像度]」オプションを実装しました。
UI/UX
- Scene outliner [シーンアウトライナー] に新しい Layers [レイヤー] ビューを追加しました。DCC アプリで作成したレイヤー単位でシーンを表示します。新規レイヤーの作成や並べ替えには現在対応していません。
- Object lister [オブジェクトリスト] に新しい表示フィルター Show all [すべて表示]/Show visible [表示中のみ]/Show hidden [非表示のみ] を追加しました。
- 元のシーンに対して行ったすべての編集を一覧表示する、新しい Scene Changes [シーンの変更] ダイアログを追加しました。
- 現在のステートで、元のシーンに対して行ったすべての編集を一覧表示する、新しい Scene State Changes [シーンステートの変更] ダイアログを追加しました。
- アップデートの通知、レンダリングやシーケンスの完了、スナップショットの保存、警告/エラーを Windows のトースト通知で表示するようになりました。
Modified Features [変更された機能]
Fire & Smoke simulator [Fire & Smoke シミュレーター]
- Fluid simulator [流体シミュレーター] の名称を Fire & Smoke simulator [Fire & Smoke シミュレーター] に変更しました。
- Fire & Smoke シミュレーターの品質とパフォーマンスを改善しました。最大グリッドサイズは 512x512x512 ボクセルになりました。
- Fire & Smoke シミュレーターが回転するボディの角運動を考慮するようになりました。
- Fire & Smoke シミュレーションのキャッシュに追加のメタ情報が保存されるようになりました。シミュレーションドメインオブジェクトの Cache mode [キャッシュモード] では、キャッシュに保存されたレンダー設定とカスタム設定を切り替えられます。
Anima
- Anima の安定性を改善しました。Anima がクラッシュしても、Vantage を再起動せずに復帰できるようになりました。
Performance [パフォーマンス]
- .vrmesh ファイルと .abc ファイルの非同期読み込みにより、シーンの読み込みを改善しました。
UI/UX
- Material node editor [マテリアルノードエディター] の VRayMtl ノードで、入力スロットが整理され、4 タブ構成のレイアウトになりました。
- 流体シミュレーションオブジェクトのメニューで、流体ボディの種類ごとに個別のオプションが用意されました。
- Fire & Smoke シミュレーターを作成すると、シーンオブジェクトの現在の選択を含むシミュレーションがセットアップされるようになりました。
- Frame Selection [選択範囲をフレーム] と Frame Scene [シーンをフレーム] で、カメラの向きが維持されるようになりました。
- Live Link でカメラの並べ替えモードを記憶するオプションを追加しました。
- アプリケーションの起動時間を改善しました。
Chaos Cosmos
- これまで Chaos Cosmos でアクセスできなかったプロシージャルマテリアルを利用できるようにしました。
Materials [マテリアル]
- Light マテリアルを Material editor [マテリアルエディター] 内で編集できるようになりました。
Fixes [不具合修正]
Materials [マテリアル]
- Vantage 3.3 で MaterialX シーンが正しく動作しない不具合を修正しました。
- VRayHairNext マテリアルが三角形メッシュで機能しない不具合を修正しました。
- 「Duplicate material [マテリアルを複製]」で、編集済みの vrscene マテリアルの編集内容が失われる不具合を修正しました。
- マテリアルの Diffuse カラースウォッチダイアログを開いたまま New Scene [新規シーン] を実行するとクラッシュする不具合を修正しました。
- マテリアルのサムネイルのレンダリング中に、メインのレンダーに矩形のアーティファクトが発生する不具合を修正しました。
Textures [テクスチャ]
- V-Ray for Cinema 4D の Live Link で、パララックステクスチャが正しくレンダリングされない不具合を修正しました。
Output [出力]
- 「Exposure Corrections [露出補正]」がオフのとき、カメラの露出が EXR に保存されない不具合を修正しました。
- MP4 / MKV 形式の動画で「Existing file detected [既存ファイルを検出]」ダイアログが表示されない不具合を修正しました。
Live Link
- 状況によって、Vantage Viewport のレンダリングが背後の SketchUp モデルと一致しない不具合を修正しました。
- Corona Live Link の同期中に作成した Volume Grid のカーブが失われる不具合を修正しました。
Command line [コマンドライン]
- コマンドラインからシーン名を指定して Original Camera [元のカメラ] をレンダリングする際の不具合を修正しました。
Performance [パフォーマンス]
- DLSS Frame Generation [DLSS フレーム生成] 使用時のメモリーリークを解消しました。
Anima
- Anima を含むシーンで 2 回目のレンダリングを開始すると、GPU のメモリー不足による致命的なエラーが発生する不具合を修正しました。
- アニメーションする Anima キャラクターがシーンにあるときの CPU メモリーリークを解消しました。
- New Scene [新規シーン] 実行後も Anima のテクスチャが読み込まれたままになる不具合を修正しました。
- Anima の車両マテリアルが V-Ray と一致しない不具合を修正しました。
- Vantage をコマンドラインから起動すると Anima ラッパーが読み込まれない不具合を修正しました。
Fire & Smoke simulator [Fire & Smoke シミュレーター]
- シミュレーションボリュームを回転させた状態で再スタートすると、ソースから放出されない不具合を修正しました。
- シミュレーションの途中から開始するソースにタイムステップが適用されない不具合を修正しました。
- デフォルト以外のアプリケーション FPS を使用している場合のキャッシュ再生の不具合を修正しました。
Volume Grid
- SER を有効にすると Volume Grid の影が表示されない不具合を修正しました。
- カメラが非常に近いときに、ボリュームギズモが正しくレンダリングされない不具合を修正しました。
- 選択を変更してもボリュームギズモの色が更新されない不具合を修正しました。
Rendering [レンダリング]
- AMD GPU で Round edges [ラウンドエッジ] のレンダリングに問題が生じる不具合を修正しました。
- Only final pass [最終パスのみ] にチェックを入れると Intel Open Image Denoise が適用されない不具合を修正しました。
VR
- Mono モードでのビューのジッター、スピン同期、カメラ位置リセットに関する不具合を修正しました。
Toon [トゥーン]
- プロパティを変更しても Toon の include/exclude [含める/除外] ラジオボタンが同期されない不具合を修正しました。
Lights [ライト]
- ライトを削除した後も選択状態が残る不具合を修正しました。
Scene states [シーンステート]
- ステートを選択した後、マウスを動かすまでシーンステートのホバーボタンが非表示のままになる不具合を修正しました。
UI/UX
- 起動時に左右のパネルが誤った(最大化された)幅で復元される不具合を修正しました。
- Render mode [レンダーモード] 設定のレイアウトがランダムに崩れる不具合を修正しました。
- 一部の入力欄で誤った単位が表示される不具合を修正しました。
- ウィンドウを最大化した際、Material node editor [マテリアルノードエディター] のワークスペースバーに余分な縦方向のスペースが生じる不具合を修正しました。
- ドロップダウンメニューのテキストが切れて表示される不具合を修正しました。
- ドロップダウンメニューで検索フィールドが 1 行分を占有する不具合を修正しました。
- Custom [カスタム] 品質プリセットが正しく復元されない不具合を修正しました。
- 品質プリセットのドロップダウンが、読み込んだファイルの設定と一致しない不具合を修正しました。
- 起動時のメッセージボックスがスプラッシュ画面の背後に隠れる不具合を修正しました。
Chaos Vantage, v3.3.0
Vantage 3, update 3
Date - June 11, 2026
新機能
ウェットエフェクト
- 濡れ効果を実装しました(ベータ版):濡れ、水たまり、アニメーションによる波紋、揺れ、静止した表面の水滴
Veras
- VantageビューポートからのChaos Verasにレンダリング画像を送信できます
Anima
- VantageでChaos Animaプロジェクトのシーンを読み込む機能
ガウシアンスプラット
- ガウシアンスプラットの再ライティングに対応
マテリアル
- マテリアルノードエディタを初期実装しました(ベータ版です)
- SketchUpおよびRhino用V-RayからのHairマテリアルのサポート
- プロシージャルテクスチャまたはプロシージャルに修正されたテクスチャからのバンプマッピングをサポート
- VRayParallaxテクスチャのサポート
- PhxShaderOceanTex における auto_meter_scale パラメータのサポート
DLSS
- DLSSフレーム生成機能を実装し、2倍から最大4倍のフレーム生成が可能になりました。ただし、パフォーマンスはシーンによって異なり、FPSの向上率は2倍、3倍、4倍の表示と一致しない場合がありますのでご注意ください
フルイドシミュレーター
- ボリュームグリッドオブジェクトと同様の再生機能を提供する、新しい「キャッシュ」モード
- 開始時刻を負の値に設定するオプションに対応
- 「ダイナミクス」タブに新しい「渦(Vortices)のスケール」オプションを追加
- シミュレーション内で相互作用する物体に対して、メッシュ、平面、円といった新しい形状タイプのオプションが追加
- 物体の回転運動を扱うためのサポートを追加
トゥーン
- トゥーンのアウトラインに、含める/除外するオブジェクトを実装
ライト
- V-Ray LightCylinderのサポート
スキャッター
- V-Ray for SketchUpおよびRhinoのスキャッタークラスターペイントモードを使用したスキャッターのサポート
色補正
- カラーミキサーによる色補正機能を実装しました
デカール
- デカールギズモを実装しました。
ライブリンク
- Vantageで編集されたプロパティ値(環境テクスチャファイルなど)は、Live Linkによる更新で同じプロパティが更新された場合でも保持されるようになりました
コマンドライン
- コマンドラインから画像やアニメーションのレンダリングを開始する機能をサポートします
UI/UX
- Light Listerに「すべて表示」「有効なものを表示」「無効なものを表示」のフィルターオプションを実装
- ドロップダウンメニューとクリック可能なラベルに検索フィルターを実装
- プロパティの表示シーン単位制御を実装
- カラースワッチにスポイトツールを実装
変更された機能
パフォーマンス
- 起動時間の改善
- ボリュームグリッドのパフォーマンス問題を解消
流体シミュレーター
- 流体シミュレーターにおける渦度(vorticity)およびカールノイズ生成時のエネルギー保存性能を向上
- メインウィンドウがアクティブでない場合でも、流体シミュレーションのエクスポートが継続されるようになりました
不具合の修正
マテリアル
- マルチGPUマシンでマテリアルブラウザを開くとクラッシュする問題
- VantageはOpenPBRマテリアルのスペキュラーラフネスをグロシネスとして解釈する問題
- シーンを保存して再読み込みすると、マテリアルのプレビューがデフォルトのマテリアルにリセットされる問題
- SketchUpから取得したシーンにおいて、特定の状況下でディスプレイスメントレンダリングのスケールが正しくない場合がある問題
ライブリンク
- 最終処理のみでデノイズを行った場合、ライブリンクアニメーションにアーティファクトが発生する問題
- Live Linkでアニメーションをレンダリングする際、自動露出は最初のフレームのみに影響する問題
- カスタムマップをUVWRandomizerおよびStochastic tilingと組み合わせて使用した場合、Live Link中にフレームごとにスキャッターの分布パターンが変化する問題
ガウシアンスプラット
- シェーダー実行順序変更と最新のNVIDIAドライバーにより、ガウシアンスプラットが破損する問題
ウォーターサーフェス
- カスタム形状モードの水オブジェクトは、Zスケールを持つオブジェクトに対して誤った場所に配置される問題
VR
- バージョン3.1.1と比較して、ステレオモードおよびMeta VRヘッドセットでの結果の品質が低下している問題
シーンの状態
- 初回保存時にカメラシーンの状態が上書きされる問題
v3.2.1
Vantage 3, update 2.1
Date - April 28, 2026
変更点
Toon
- Toonポストエフェクトのアウトラインレンダリング品質が向上しました。ガウシアンスプラットやDLSSなどのアップスケーリング使用時のアウトラインも改善されています
フルイドシミュレーター
- フルイドシミュレーターの移流と煙の質量保存が改善されました
環境
- 月が太陽ディスクの背後に重ねてレンダリングできるようになり、日食効果を表現できるようになりました
不具合の修正
ライブリンク
- 3ds MaxからのライブリンクがV-Ray DR2ビルドで失敗する問題
- 一部のライブリンクシーケンスレンダリングで出力ファイルのフレームサフィックスが正しく設定されない問題
カメラ
- 最後のグループではないグループを削除した後、カメラグループの名前を変更するとクラッシュする問題
環境
- VantageとV-Ray for SketchUp/Rhinoでレンダリングされた月の表示に差異が生じる問題
VR
- VRセッション中にUndo/Redoキューの履歴が破損する問題
- VRステレオの傾きが正しくない問題
- VRビューの方向が正しく更新されない問題
UI/UX
- スケール入力ダイアログにおけるオブジェクトサイズが、回転したオブジェクトおよびローカル座標モードにおいて正しく計算されない問題
3.2.0
Vantage 3, update 2
リリース日 - March 19, 2026
新機能
Toon
- Toon ポストエフェクト機能を実装しました。
Water surface
- Water surfaceオブジェクトに、Circle、Infinite、Custom 形状を実装しました。
VR
- VRジョイスティックによるテレポートおよびオブジェクト操作に対応しました。
ガウシアンスプラット
- Vantage側でガウシアンスプラットオブジェクトの作成およびインポートに対応しました。
- ガウシアンスプラットオブジェクトのプロパティが編集可能になりました。
フルイドシミュレーター
- Fluid simulatorオブジェクトに Smoke expansion および Temperature expansion プロパティを実装し、シミュレーションをより細かく制御できるようになりました。
- Fluid simulatorオブジェクトから VDB キャッシュファイルを書き出す機能を実装しました。
UI / UX
- ツールバーに新しい Create Objects ボタンを追加し、利用可能な全てのオブジェクト作成機能を一箇所にまとめました。
- Scale の数値入力ダイアログに、シーン単位でのオブジェクトサイズ指定プロパティを実装しました。
背景
- Screenモード時の Background Image に対して、X および Y のオフセット機能を実装しました。
ナビゲーション
- 一人称モード時に、水平方向ではなくカメラの視線方向へ移動するオプションを実装しました。これはグローバル設定で、Edit > Preferences > Interaction から設定できます。
変更された機能
Water surface
- Water surface オブジェクトのアニメーションをリアルタイムでプレビューできるようになりました。
- Environment タブ内の Wind ロールアウトに Affect water オプションが追加され、リアルタイムプレビューのオン/オフを切り替えられます。
パフォーマンス
- マルチ GPU のパフォーマンスを改善しました。
- Fluid simulator のパフォーマンスを改善しました。
- DLSS 使用時に解像度変更を行った際、一時的にメモリ使用量が急増する問題を解消しました。
UI / UX
- Fluid simulatorオブジェクト作成時に、選択中のオブジェクトが自動的にエミッターとして設定されるようになりました。
- Collisionオプション有効時の重力による自由落下について、シーンのバウンディングボックス下端までに制限されるよう改善しました。
フルイドシミュレーター
- マイクロ渦度(vorticity )の生成およびディテールを改善しました。
- デフォルトのピボット位置が、グリッドコンテナの下中央になりました。
修正
マテリアル
- Layered / Blendマテリアルの weights リストが空の場合にクラッシュする問題を修正しました。
- 屈折および不透明度マップに関連する明るいアーティファクトを修正しました。
ファイル
- Original Cameraを削除した後、シーンオブジェクトリストから任意のオブジェクトを削除しようとするとクラッシュする問題を修正しました。
- シーンステートおよび保存済みシーンで、複製オブジェクトの位置が正しくならない問題を修正しました。
Live Link
- Live Link使用時に、ホスト DCC 側の Auto exposure 設定が同期されない問題を修正しました。
- カメラトラッキング有効時に Live Link アニメーションがレンダリングされない問題を修正しました。
ガウシアンスプラット
- 特定の Gaussian splat の .ply ファイルでクラッシュする問題を修正しました。
UX / UI
- Vantage を新規インストールした直後に、サイドパネルのサイズが正しくならない問題を修正しました。
- Vantage がオフラインレンダリング中に Windows がスリープ状態に入る問題を修正しました。
- USD ファイルを開いた際に、デフォルトの方向ライトが作成される動作を削除しました。
v3.1.1
Vantage 3, update 1
リリース日 - January 20, 2026
新機能
ボリューム
- ボリュームグリッド・キャッシュファイルの再生コントロールを追加しました
機能改善
Gaussian splats
- ガウシアンスプラットのグローバル sRGB およびフィルタリング パラメータを追加
ボリューム
- レイマーチングで4つ以上のボリュームをレンダリングをサポート
シミュレーター
- 新しく作成された流体シミュレータの重力をシーンの上方向に合わせました
- シミュレータオブジェクトのスケーリングを無効にし、グリッドサイズはコンテナのグリッド設定からのみコントロールできます
不具合の修正
マルチGPU
- 2台のGPUが搭載されたマシンで NVLinkモードでMultiMatteをレンダリングするとクラッシュする問題
- RTXDI使用時にプライマリデノイザーを DLSS から Optix に切り替えるとクラッシュする問題
ジオメトリ
- 複数のオブジェクトを削除した後に、特定の状況でクラッシュが発生する問題
- 特定のマルチボクセルディスプレイスメントメッシュでクラッシュする問題
- 変形メッシュの数が多いと、フレームレンダリング時間とRAM使用量が徐々に増加する問題
Live Link
- SketchUpとのライブリンク中にマテリアルを適用したりテクスチャサイズを変更すると、UVが正しく更新されない問題
- 3dsMaxからのライブリンク中に現在のフレームを変更しても、ビデオテクスチャが更新されない問題
ボリューム
- 煙の後ろの炎の描写が間違っている問題
シミュレーター
- シーン内にシミュレーションが存在しないにもかかわらず、流体シミュレーション用にメモリが割り当てられました
- レンダリング中に空のボリュームを冗長に評価している問題
- グループ化されたオブジェクトからエミッターを使用してシミュレーションを実行するとクラッシュする問題
Hydra delegate
- Animaがインストールされている場合 Vantage hydra delegate for Houdiniが動作しない問題
3.0.3
Vantage 3, hotfix 1
リリース日 - November 04, 2025
新機能
エディタ
- マテリアルエディタにMultiSubTex、Gradient Ramp、Bezier CurvesのUIを追加しました。これにより、Vantage内でもテクスチャとして作成できるようになりました
- マテリアルエディタに 2Sided と OverrideマテリアルのUIを追加しました。これによりVantage内でもマテリアルとして作成できるようになりました
マテリアル
- “ND_dotproduct” MaterialXノードをサポート
ボリューム
- 新しいパラメータとカーブを使用して、ボリュームグリッド オブジェクトの煙の不透明度とFireのレンダリングをコントロールできます。
雲
- 雲の密度と飛行機雲のパラメータを追加しました。
テクスチャ
- MultiSubTex の“random by tile”パラメータのサポート。
変更された機能
パフォーマンス
- ディスプレイスメントのテッセレーションを改善: 三角形毎のオプションで過剰な三角形の数を減らし、テッセレーションの全体的な速度を向上させました。
UI/UX * 太陽が無効になっている場合、「月」「含む/除外」「詳細」タブは非表示になっていましたが、常に表示されるようになりました
- レンダリングモードのパフォーマンスが向上しました。UIのインタラクションがレンダリングモード以外の場合と一致するようになりました
- キューアイテムを追加する際に、他のアイテムに同じ名前の出力がないか確認するようになりました
不具合の修正
ボリューム
- “Own Opacity”のFireモードでは、不透明度カーブがゼロであっても、煙の上に炎が見える問題
- ボリュームが、その背後にあるオブジェクトのアルファに誤って影響を与える問題
UI/UX
- 「常に最前面に表示」が有効になっている場合、レンダリングモードでファイルの上書きダイアログが非表示になる問題
- デバッグログのUI問題
- ドロップダウンウィジェットの項目名が長すぎると、ラベルが切り捨てられる問題
- フィルターオプションを最初に開いたときに、実際に利用可能なシーンオブジェクトではなく、利用可能な全てのフィルタータイプがリストされる問題
Live Link
- VRayEnhancerData レンダーエレメントが存在する場合、Vantageは3ds Maxからの Live Linkで更新を受信しません。現在VRayEnhancerData レンダーエレメントが存在する場合、Live Link の開始時に無効にします
- Corona から「Vantage Anim. Export」でエクスポートされたシーンのタイムラインを再生またはスクラブするとクラッシュする問題
レンダーモード
- シーケンス オフラインレンダリング タスクのキューを完了すると、ビューポートが黒くなる問題
- 「PNGアルファを保存」オプションが、全てのシーケンスオフラインレンダリングタスクで機能しない問題
- 「16ビットPNG」と「PNGアルファを保存」の両方が有効になっている場合、オブジェクトが透明にレンダリングされる問題
- レンダーエレメントを含む最初のシーケンスタスクのみが正しいファイル名のフレームで保存され、後続のタスクは単一フレームとして書き込まれる問題
ファイル
- .vantage ファイルからシーンを再読み込みすると、シーケンスキューのアイテムが削除される問題
- .vantage ファイルからアニメーションの FPS が正しく保存または呼び出されない問題
- 保存すべき NaN/Inf 値(例: カメラのトランスフォーム)がある場合、Vantage は破損した .vantageファイルを保存する問題
デノイザー
- DLSS から OptiX に切り替えると、ボリュームとガウシアンスプラットが光ってしまう問題
- Vantageデノイザーを使用すると、ガウシアンスプラットが黒くレンダリングされる問題
カメラ
- 特定のカメラ設定でシーンを閉じるとクラッシュする問題
3.0.2
リリース日 October 09, 2025
新機能
USD
- 静的およびアニメーション化された USD (Universal Scene Description) 形式のファイル (.usd、.usda、.usdc、usdz) のインポートとレンダリングの初期サポート
マテリアル
- MaterialXシェーダーの初期サポート
- Chaos Vantage内でマテリアルを作成(VRayMtl, Blens, Multi, Hair, Light)および編集する機能を追加しました。注:現在、Vantageで作成されたマテリアルのみ編集可能です
- マルチサブマテリアルおよびその他のラッパーマテリアル内のVRmatMtlをサポート
ボリュームレンダリング
- Chaos PhoenixおよびVRayVolumeGridからのボリュームキャッシュ(.aur、.vdb)のインポートとレンダリングの初期サポートを開始
- メインツールバーから「新規ボリュームグリッドを作成」オブジェクトが利用可能になりました。注:ボリュームシェーディングのコントロールは現在、Vantage内でのみ利用可能です。
環境
- V-Ray Sun の星空および月をサポート
Chaos Scatter
- Chaos Scatterにオブジェクトクラスタリングのサポートが追加されました。注: インスタンスレイヤーペイントとインスタンスカラーマップはまだサポートされていません。
テクスチャ
- MultiSubTexの確率パラメータのサポートを追加しました
- VRay2SidedTex のサポートを追加
- Mayaプロジェクションテクスチャのサポートを追加
- スクリーンタイプとフロントタイプを含む Cinema 4Dプロジェクションマッピングのサポートを追加
- V-Ray for Cinema4D で使用される UVWGenRandomizer の“by scene name”をサポート
ガウシアンスプラット
- .vrscene ファイルと Live Link からの Gaussian Splats のレンダリングをサポートします
カメラ
- 次のプロトコルを使用したカメラトラッキングのサポートが追加されました: LONET 2、EZtrackTCD、FreeD、stYpe HF
- 詳細パネル(オブジェクトタブ)にカメラオブジェクトの編集機能を追加しました。注: カメラリストでカメラを再度選択するまで、変更内容はビューポートに表示されません。
ビューモード
- 新しい選択マスク表示モード: 選択されたオブジェクトは白くレンダリングされ、その他のオブジェクトは黒くレンダリングされます
- 新しいアルファ ビューモード: シーン オブジェクトは白くレンダリングされ、環境は黒くレンダリングされます
レンダーエレメント
- レンダーエレメント名は、環境変数 VRDX_REMAP_ELEMENT_NAMES を使用して、次の規則に従って再マップできるようになりました: VRDX_REMAP_ELEMENT_NAMES=OldName:NewName および VRDX_REMAP_ELEMENT_NAMES=“Old name:New name”
アニメーション
- Vantage で行われたトランスフォームの変更をアニメーション化された .vrscenes に適用できるようになりました。アニメーション化されたシーンオブジェクトに対して行われた移動、回転、スケールの変更が保持され、オブジェクトのトランスフォームがリセットされなくなりました。
UI/UX
- クイック保存スナップショットのショートカットキーを追加しました(デフォルト:Ctrl + P)
- ビューポートUIツールバーを追加しました。メインツールバーにあったカメラ、ナビゲーション、レンダリング設定は、新しいビューポートツールバーに移動されました
修正
テクスチャ
- .vrscene ファイル内のネストされたグループ内の V-Ray Dirt の可視性の処理が改善されました
UX/UI
- 全体なUIを再設計しました。カラーパレットが変更され、サイドパネルのサイズが変更できるようになりました
- ホームスクリーンを再デザイン
- レンダリング設定がレンダリングモードになりました。右上からアクセスできます
パフォーマンス
- Lavinaレンダラーを強化し、非常に多数のユニークなメッシュをより適切に処理できるようになりました
ライトリンク
- 環境ライトの大規模な含む/除外リストの読み込みパフォーマンスが向上しました
カメラ
- カメラをオーバーライドする際のカメラトランスフォーム処理を改善しました
- カメラ作成および管理システムの安定性と構造を改善しました。
ファイル
- Collada(.dae ファイル)などの非 vrscene ファイルをロードするときにオブジェクトへの変更を処理するロジックが改善されました
不具合の修正
ファイル
- 削除されたアニメーションカメラを含む .vrscene ファイルを参照する .vantage ファイルを開くとクラッシュする問題
- 設定ファイルを読み込む際に、環境/ライトの状態に関連するクラッシュが発生する問題
ディスプレイスメント
- マルチジオメトリメッシュ (マルチボクセル .vrmesh) における三角形単位テッセレーションディスプレイスメントによって発生するクラッシュ問題
ライト
- マルチジオメトリメッシュ(マルチボクセル.vrmesh)からのライトメッシュのレンダリングが正しくない問題
- ライトにおけるインスタンス・プロトタイプ・フラグの処理問題
ライブリンク
- 歪みのないカメラがある場合、ライブリンクでカメラの歪みがリセットされる問題
テクスチャ
- Blackwell GPUで環境テクスチャにおける大規模な HDRIマップのレンダリングが正しく行われない問題
- DLSSデノイザーが有効になっている場合、特定のアニメーションテクスチャでレンダリングに問題が発生する問題
- 複数チャンネルを持つ Blenderシーンで UV セットのマッピングに問題が発生する問題
- 特定のシーンにおけるタイル化された UDIM テクスチャに関する問題
ライトリンク
- プロシージャルオブジェクト(例:Chaos Scatter)における機能しないライトリンク問題
- ライトリンクを使用した場合、直接見えるエリアライトにランダムな黒いアーティファクトが発生する問題
UI/UX
- ナビゲーションギズモがちらつき、突然消える問題
- デノイザー機能が非表示になっているはずなのに、DLSS設定が正しく表示されない問題
ジオメトリ
- メッシュに非表示の面がある場合(例:一部のCosmosアセット)、マルチマテリアルの割り当てが正しくない問題
ハードウェア
- RTX 5090ビデオカードを2枚搭載したマシンで起動時にクラッシュする問題
アウトプット
- 16ビットPNG出力オプションが機能しない問題
ツール
- 3ds Maxの「Chaos Vantageからの変更をインポート」ツールで、カメラの持続時間が正しくない場合がある問題を修正