インストールガイド
概要
V-Ray for Blender をインストールする手順を説明します。
V-Rayインストーラーは解凍してポータブル バージョンとしても使用できます。詳しくは「ポータブル インストール」を参照してください。
インストールする前にシステム要件をご確認ください。 V-Rayインストーラーは、インストールの前に以前のインストールを自動的に削除します。
ダウンロード
V-Ray 7 Blender のダウンロードは以下のNightliesページから行ってください。現在ベータ期間中で頻繁に更新されています。
V-Rayサブスクリプション契約中の方は追加料金なしで利用可能です。
アカウントを作成したら、以下URLからベータライセンスを取得します。
https://try.chaos.com/beta/blender
アンケートに答えてこの画面になれば、ログインしているChaosアカウントにV-Ray Blender Bataのライセンスが追加されています。
インストーラーの開始
Welcome
ライセンス契約とプライバシーポリシーをよく読み、条件に同意する場合は、その横のボックスにチェックを入れます。
Install ボタンをクリックして、V-Ray がプロセスを完了するまで待ちます。
V-Ray インストール完了とデータ収集に関して
V-Ray の将来のバージョンの改善に関する情報収集に協力ください。フィードバックプログラムへの参加しても権利は侵害されません。 Chaosはシーン、アセット、マテリアルなどを収集しません。フィードバックプログラムの設定はインストール完了後にいつでも変更できます。詳細については「Chaos テレメトリ」ページを参照してください。
Anonymized Telemetry(匿名化されたテレメトリ) – 最もよく使用される機能やパラメータ値が含まれます。データは個人を特定するものではなく、ユーザーの個人アカウントに関連付けられることはありません。
Personalized Telemetry(パーソナライズされたテレメトリ) – 最も使用される製品機能とパラメータ値が含まれますが、使用者のChaosアカウントの情報も含まれます。これは、Chaosがより地域に合わせた製品を調整および最適化するのに役立ちます。これは強制する物ではありません。
以上で通常のインストールは終了です。
インストールが完了したら Blender を起動してライセンス参照設定を行います。
インストールを詳細に設定する
V-Ray のインストールをカスタマイズする場合は、インストーラーの開始時に [Advanced] ボタンをクリックし、次の手順に従います。
詳細インストール方法は初心者ユーザーには推奨されません。誤って「詳細設定」をクリックしてしまった場合は、インストール ウィザードの右上にあるナビゲーション ボタンを使用して戻ってください。
Directories [インストールフォルダ]
ここで、インストール先のパスを指定できます。デフォルトのフォルダーが正しいかどうかを確認してください。
Add firewall exceptions [ファイヤーウォールから除外] – このオプションを有効にすると、ファイアウォールでデフォルトのライセンス ポート (TCP 30304) が許可されます。このステップで無効にした場合は、後でファイアウォールの例外を手動で追加する必要があります。
Licensing [ライセンスサーバーの設定]
このステップでは、Chaos License Server がローカルで実行されるか、別のマシンで実行されるか(フローティングライセンスか)を指定します。
[Local]ライセンスが選択されている場合、Chaos License Server が V-Ray と共にインストールされ、ライセンスの参照先はこのマシン内のライセンスサーバー(Localhost)に設定されます。これはデフォルトです。
[Remote] を選択した場合は、フローティングライセンスの設定となり[Primary License Server]フィールドに Chaosライセンスサーバーマシンのホスト名もしくはIPアドレスを入力する必要があります。ポート 30304 は通常変更しないでください。Alternate License Server 1,2(代替ライセンスサーバー)は、プライマリ ライセンス サーバーが応答しない場合の冗長性のために使用できます。[Remote] オプションが選択されている場合、インストーラーを実行しているマシンにライセンス サーバーはインストールされません。
Chaos License Server
前ステップで[Local]を選択した場合に、Chaos License Server をインストールする場所を選択できます。
Migrate data during installation [インストール中にデータを移行] – 有効にすると、プロキシ設定など、古いバージョンのライセンスサーバーで行われた全ての設定が転送されます。このオプションを無効にすると、ライセンスサーバーのクリーンインストールが行われ、以前のインストールのカスタム設定がデフォルトにリセットされます。
Add firewall exceptions [ファイヤーウォールから除外] – このオプションを有効にすると、ファイアウォールでデフォルトのライセンス ポート (TCP 30304) が許可されます。このステップで無効にした場合は、後でファイアウォールの例外を手動で追加する必要があります。