7.40.01 [Update 4.1]
V-Ray 7 for Blender Update 4.1 がリリースされました。
本リリースでは、Gaussian Splats [ガウシアンスプラット] のレンダリングとリライティング、Chaos Scatter(V-Ray の追加アドオンとして提供)、そしてリアルタイムレンダリングとプレビューのための Chaos Vantage へのライブリンクを導入しました。
3ds Max、Maya、Cinema 4D など他の V-Ray インテグレーションとの相互運用性を最大限に高めるため、V-Ray シーンファイル(.vrscene)を Blender のネイティブオブジェクトとしてインポートするオプションを追加しました。これにより、Blender 側に代替となる機能が存在する限り、他の V-Ray インテグレーションのあらゆるマテリアルやオブジェクトを V-Ray for Blender に移行できるようになります。
また、V-Ray for Blender のツール群も充実し、Material Manager [マテリアルマネージャー] と V-Ray Object Lister [オブジェクトリスター] という 2 つの新ツールが加わりました。
これらの変更点と新機能は、V-Ray for Blender の Community Edition [コミュニティ版] と Commercial Edition [商用版] の両方に適用されます。
最新ビルドはダウンロードページから入手できます。詳しい情報やリソースはドキュメントをご確認ください。
新機能
- Chaos Scatter を V-Ray for Blender に導入(アドオンとして有効化が必要)
- リアルタイムプレビューとレンダリングのための Live Link to Chaos Vantage [Chaos Vantage へのライブリンク] を導入
- Gaussian Splats [ガウシアンスプラット] のレンダリングとリライティングを実装
- V-Ray Object Lister [オブジェクトリスター] を導入
- V-Ray Material Manager [マテリアルマネージャー] を導入
- V-Ray Scene(.vrscene)ファイルを Blender のネイティブオブジェクトとしてインポート可能に
- V-Ray Infinite Plane [無限平面] ジオメトリオブジェクトを追加
- ユーティリティテクスチャやビットマップを、Node Editor [ノードエディター] ではなく Material [マテリアル] タブから追加できるように
変更された機能
- Chaos Scatter Surface Color [サーフェスカラー] テクスチャを追加
- Out of Frustum [視錐台外] のサブディビジョン制御を追加
- オブジェクトセレクターで選択したものをビューポート上でハイライト表示するオプションを追加
- Velocity [ベロシティ] レンダーエレメントに max_velocity_last_frame を追加
- Toon [トゥーン] のアウトラインの制御項目を拡充
- V-Ray Sampler [サンプラー] に品質プリセットを追加
- Chaos Cosmos のアセットセットに対応
- Geometry Nodes [ジオメトリノード] のインスタンスごとのカスタムユーザーデータに対応
- マテリアルのサムネイルに対応
- Cycles の Principled Hair、Vector Math、Float Curve、Map Range ノードのレンダリングと変換に対応
- F3 メニューにシャドウキャッチャーを元に戻すオプションを追加
- Cycles のワールドのレンダリングと変換に対応
- World [ワールド] ツリー内で LightMix [ライトミックス] と Denoiser [デノイザー] を作成する手段を追加
- LightSelect [ライトセレクト] レンダーチャンネルに、LPE ビルダーを開くボタンを追加
- 未対応だった残りの Raw フィルターレンダーチャンネルを追加
- VRayLightMix をファイルに保存する際に Rest [残り] チャンネルを含めるオプションを追加
- Bump [バンプ] ロールアウトのソケット上にリンクをドラッグしたとき、V-Ray マテリアルのバンプに接続されるように
- Blender 5.2 で導入された Cycles の Thin Wall [薄い壁] を変換
- Remap [リマップ] テクスチャノード内にカーブを直接描画
- すべてのビューティーエレメントがそろっている場合に、VFB に Back to Beauty [ビューティーに戻る] が表示されない問題を修正
- シェーディングで使用されるジオメトリ属性のみをエクスポートするように
- Cosmos のライトから V-Ray Luminaires [照明器具] をインポート
- UVW Randomizer [UVW ランダマイザー] 使用時の UV のみのサポートを改善
- V-Ray Curvature [カーバチャー] のユーザーインターフェースを改善
- マテリアルプレビューのパフォーマンスを改善
- Cosmos からインポートしたアセットの命名を改善
- アセットのインポート時や、Node Wrangler の Arrange Tree [ツリーを整列] オプション使用時のノード配置を改善
- Cycles の Principled マテリアルの変換を改善
- ディスプレイスメントのタイプを変更しても、ディスプレイスメントテクスチャのリンクを保持するように
- V-Ray GPU カーネルのコンパイル中にステータスを表示
- パーティクルシステムとカーブのヘアエクスポートを高速化
- Cycles の Generated [生成] 座標ノードの変換に、テクスチャトランスフォーム付きの UVW Projection [UVW 投影] を使用するように
- インタラクティブ時のオブジェクト表示状態と参照オブジェクトにインクリメンタル更新を使用
- Motion Blur [モーションブラー] を有効にしなくても Velocity [ベロシティ] レンダーエレメントが機能するように
不具合修正
- フレームステップを 0 にすると未処理の ValueError が発生し、レンダリングが開始されない
- アニメーションの .vrscene エクスポート後、現在のフレームが元に戻らない
- Blender のライト調整オペレーターが機能しない
- Blender 2.90 のスプラッシュアートシーンをレンダリングしようとすると Blender がクラッシュする
- 3D ビューポート以外からカメラオペレーターを呼び出すとエラーが発生する
- IES ライトの形状を変更できない
- マルチユーザー環境で Chaos Cosmos が Blender に登録されない
- Viewport Rendering [ビューポートレンダリング] モード中に Material Preview [マテリアルプレビュー] をクリックすると、ビューポートシェーディングにリセットされる
- 変換された Cycles のグラデーションランプが、GPU 上でプロシージャルテクスチャと組み合わせると機能しない
- 接続がすぐに閉じられるとサーバーがクラッシュする
- 出力画像の上書き確認が表示されたとき、カーソルが画面中央に移動する
- カスタムフレームリストで重複や範囲の重なりが残り、同じフレームが複数回レンダリングされる
- Cycles の Math ノードの Inverse Square Root [逆平方根] が 1/sqrt(x) ではなく 1-sqrt(x) に変換される
- Cycles の Principled のスペキュラーが V-Ray では半分の明るさでレンダリングされる
- インスタンス化したデカールを使用するとジオメトリが消える
- .vrmesh をビューポートにドロップした操作を元に戻せない
- Blender 4.5 のスプラッシュシーンでビューポートレンダリング中にオブジェクトの選択を変更すると、インスタンス化したコレクションが消える
- コンテナの最後のソケットを削除しようとすると、空の Undo 履歴が作成される
- 1 つのオブジェクトセレクターで使用している複数のオブジェクトを削除すると例外が発生する
- Blender 2.91 のスプラッシュアートシーンでパーティクルヘアをエクスポートすると例外が発生する
- Blender 5.1 のスプラッシュアートシーンでエクスポートエラーが発生する
- VFB からプロダクションジョブを開始したときに、ファイルの上書きチェックが行われない
- V-Ray Physical Camera [物理カメラ] で Exposure Value [露出値] を使用しているとき、Film Speed [フィルム感度] がグレーアウトされない
- ビューレイヤーがアニメーションしている場合、レンダーシーケンスからフレーム 0 が抜け落ちる
- V-Ray Fur の Gravity Variation [重力のばらつき] プロパティの名称を Length Variation [長さのばらつき] に変更
- V-Ray Sun の Cloud offset [雲のオフセット] のソフトリミットを拡大
- Light Mix の Apply to scene [シーンに適用] の確認ポップアップが表示されない
- Light Select の Lights [ライト] リストが空の状態で作成される
- Light マテリアルのカラー乗数の最小値を 0 に制限
- V-Ray アドオンを読み込むと、Blender の HIP インテグレーションが壊れる場合がある
- Make Shadow Catcher [シャドウキャッチャーを作成] コマンドで Affect Alpha [アルファに影響] が有効にならない
- 他の Blender ファイルからマージしたオブジェクトやマテリアルがアップグレードされない
- Blender 5.2 のコンポジットでわずかな差異が生じる
- 2 つのオブジェクトが異なる Motion Blur サンプルのオーバーライドを使用すると、オブジェクトが消える
- Render Settings > Common > Rendering [レンダリング設定 > 共通 > レンダリング] のクイックトグルの操作を元に戻せない
- インタラクティブレンダリング時にレンダーリージョンがリセットされる
- モーションブラーを有効にしてカメラを切り替えると、アニメーションのレンダリングが終わらない
- Motion Blur を有効にして単一フレームをレンダリングすると終わらない
- 2D ディスプレイスメントの非推奨パラメーター Precision [精度] を削除
- Rolling Shutter [ローリングシャッター] がモーションブラーのエクスポート区間に含まれない
- トップメニューから Start Production Render [プロダクションレンダリングを開始] を実行すると、レンダー設定が反映されない
- インタラクティブレンダリングを開始するとマテリアルプレビューが更新される
- インタラクティブレンダリング中にコースティクスを停止できない
- Light Mix から強度 0 をシーンに転送すると、その後の強度の更新が機能しなくなる
- Undo を実行すると、V-Ray ノードエディターで開いていたロールアウトがすべて閉じてしまう
- V-Ray Triplanar テクスチャに random by user attribute [ユーザー属性によるランダム] パラメーターがない
- カーブから変換したジオメトリメッシュで V-Ray Volume Toon を使用するとアーティファクトが発生する
- macOS でスリープから復帰すると V-Ray Server がクラッシュする
- シーンを切り替えると VFB のレイヤーが正しく読み込まれない
- macOS で VRayZmqServer が正常に終了しない
- Object Lister から VRscan の再リンクができない
- ビューポートのステータスメッセージが、環境設定のログレベルに基づいてフィルタリングされない
- Cycles から変換したときに Checker [チェッカー] のスケールが正しくない
- 特定のシーンでヘアが正しくエクスポートされない
- Geometry Nodes を使用したシーンでマテリアルが正しくエクスポートされない
- VFB のレンダーリージョン使用時に、Blender に渡されるレンダー結果が正しくない
V-Ray インストーラー
- Blender の環境設定を新しいバージョンの Blender にインポートすると、インストール処理が失敗する
- インストーラーの Directories [ディレクトリ] ページにドキュメントへのリンクを追加